アトピーにむやみな殺菌はNG!殺菌が効果あるアトピーと製品はコレ!

アトピー改善には殺菌が効果的だと思われがちですが、実はむやみな殺菌は症状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。今回はアトピー改善に大切なこと、おすすめの殺菌方法などをご紹介します。アトピーにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

殺菌だけでアトピーは治るものではない

仕事のストレスで体質が変わり、アトピーに悩まされるようになった

アトピーのせいで肌を露出するのに抵抗があり、水着やファッションを楽しめない

正しいケア方法で、出来るだけ早くアトピーを治したい!

とアトピーに悩まされ正しいケア方法が知りたい方は多いでしょう。

やっかいなアトピーにはとにかく殺菌が大事と思ってしまいがちですが、実はアトピーにはむやみな殺菌はNG行為なんです!

今回はその理由をはじめ、アトピー改善に大切なことやおすすめの殺菌方法などをご紹介していきます。

殺菌が有効なアトピーとは

殺菌が有効なアトピーの種類は主に2つの種類が挙げられます。それぞれどんなアトピーなのかチェックしていきましょう。

黄色ブドウ球菌が増殖しているアトピー

殺菌で対処できるアトピーとして、まず黄色ブドウ球菌が増殖しているアトピーが挙げられます。

このアトピーの症状は、ひっかき傷などが原因によりアルカリ性に傾いた肌に黄色ブドウ球菌が増殖し、炎症やかゆみが引き起こされることが挙げられます。

殺菌は効果的ですが、患部に膿が生じていたり、炎症やかゆみがひどい状態のアトピーに対しては、殺菌は一時的な処置に過ぎないということを覚えておいてください。

抗菌薬による長期治療中のアトピー

皮膚科で抗菌薬を処方され、長期でアトピーのコントロールができている人の場合です。抗菌薬を急にやめるとアトピーが悪化するケースが知られているため、抗菌薬の使用を続けたほうがアトピー改善には適しているといえるでしょう。

抗菌薬をやめてしまうと悪化を招くリスクがあるため、使用を中止したい場合は皮膚科医と相談して減らしていくのがベストといえます。

殺菌は一時的な治療にすぎない

黄色ブドウ球菌が増殖しているアトピーと、抗菌薬による長期治療中のアトピーは殺菌で対処できますが、どちらも一時的な治療に過ぎません

アトピーを根本から改善したい場合は、皮膚の肌フローラバランスが大切になってきます。中でも善玉菌である表皮ブドウ球菌が改善のカギを握っているともいえるでしょう。

皮膚の肌フローラバランスとは一体どんなものなのか、じっくり解説していきます。

大切なのは皮膚の肌フローラバランス

肌フローラって何だろう?」と、疑問に思った方がほとんどでしょう。

肌フローラとは肌表面に住まう常在菌の集合体のこと。この肌フローラの乱れが、アトピーの一因であるといわれています。

肌フローラを構成する菌

肌フローラを構成する菌は、以下の3種類。

  • 善玉菌
  • 悪玉菌
  • 日和見菌(ひよりみきん)

美肌作りには欠かせない肌フローラですが、それぞれどんな働きをしているのかチェックしていきましょう!

善玉菌(代表菌種:表皮ブドウ球菌)

皮脂膜の形成に働き、乾燥や外部刺激から皮膚を防御する働きがあります。また、肌を弱酸性にして、悪玉菌の増殖を抑える働きもあるため、美肌作りには善玉菌の存在は欠かせません。

悪玉菌(代表菌種:黄色ブドウ球菌 マラセチア菌)

肌トラブルを引き起こす菌として知られ、ニキビやアトピーを悪化させ化膿の原因になることで知られています。

アトピーは悪玉菌が増殖し過ぎていることが原因で引き起こされている場合が多いので、悪玉菌の数をコントロールすることがアトピー改善において重要になってきます。

日和見菌(代表菌種:アクネ菌)

皮膚上の善玉菌と悪玉菌のバランスによって働きが変わるのが日和見菌。

例えばアクネ菌は善玉菌が優勢の環境下では肌を守る働きを、悪玉菌が優勢の環境下では、皮脂をエサにしニキビ形成に働いてしまうといった性質を持っています。

健康な肌には善玉菌が欠かせない

善玉菌により表皮には適切な皮脂膜が形成され、乾燥や花粉、紫外線といった外部刺激から肌を守る力が強化されています。そのため健康な肌には、善玉菌の存在が欠かせないといえるでしょう。

ですが、ストレスやホルモンバランスの乱れ、さらに不規則な生活習慣によりこの肌フロータのバランスが崩れると、皮膚トラブルが多くなってしまいがち。

肌フローラバランスが乱れアトピーを悪化させないためにも、規則正しい生活習慣を送り、ストレスに気をつけることが大切です。

過剰な殺菌は善玉菌も死滅させる

殺菌は確かに一時的な治療としては有効ですが、実は過剰な殺菌は善玉菌も死滅させてしまうリスクがあるため注意する必要があります。

黄色ブドウ球菌だけを殺菌するつもりが、美肌作りに欠かせない善玉菌をも殺菌してしまってたら本末転倒。肌を守る力も弱まり、さまざまな肌トラブルが起こる可能性が高くなってしまいます。

菌自体を滅するのではなく、菌が出す毒素を対症療法として消毒する治療があるので、アトピーにお悩みの方はこちらをぜひ参考にしてください。

アトピーを消毒する方法を詳しく見たい方はこちら

おすすめの殺菌方法

過剰な殺菌はNGですが、これら4つの殺菌方法は効果があると言われています。

弱酸性の化粧水を使う

アトピー性の皮膚はアルカリ性であり、悪玉菌である黄色ブドウ球菌が繁殖しやすい環境もアルカリ性。

そのため弱酸性の化粧水を使って肌を健やかな状態に保ち、悪玉菌の繁殖をしっかり防いでアトピーを悪化させないようにしましょう。

また、アトピーは顔以外にも症状があらわれるため、体全体にも使えるものがベターだといえます。

保湿力の高い石鹸

保湿力の高い石鹸を使用して、肌の乾燥を防ぐこともアトピー改善には欠かせません。アトピー肌は肌を守る力が弱いため、乾燥といった刺激により赤みや痒みといったさまざまな肌トラブルがあらわれてしまうから。

そのためアトピーがなかなか治らないとお悩みの方は、皮脂を過剰に落とす洗浄力の強い石鹸は控えてください。

オイル

アトピー改善には、以下のような抗菌作用のあるオイルが有効だといわれています。

  • ユーカリ
  • ティーツリーオイル
  • ヒノキチオールが含まれたオイル(ヒバ油)

例えば、ユーカリには皮膚の雑菌を殺菌するほか、乾燥を防ぐ働きが、ティーツリーには鎮静効果があり、アトピーの炎症や痒み抑制に効果があります。

自分の好みのオイルを使って、アトピーを改善していきましょう。

その他

アトピー改善には以下のようなものを使用することをおすすめします。

  • 弱酸性
  • デリケートな敏感肌用
  • 保湿力のあるもの

そのため化粧水や石鹸のほか、洗髪料、洗顔料、ボディソープも、できればこれら3つの条件が当てはまったものを使用しましょう。

これらの殺菌方法でアトピーが改善してきたなと思ったら、殺菌治療中心のケアから肌フローラを整えるケアに切り替えていくことをおすすめします。

自分のアトピーは殺菌が有効か確かめよう

アトピー治療には殺菌は効果的ですが、種類によっては有効でない場合もあります。そのためまずは、自分のアトピーは殺菌が有効かどうかを確かめ、適した処置を行うことが大切だといえるでしょう。

日々正しいケアを行ってアトピーを改善し、友達にも彼氏にも褒められるような、健やかな肌を手に入れましょう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする