強酸性水はアトピーに効く?魅力は医療現場でも使われるほどの安全性

強酸性水がアトピーに効くって本当?最近では次亜塩素酸水という名前で売られているものもよく見かけます。実はアトピーの治療にも使われているのだとか。強酸性水には、一体どんな効果があるのか、どこで購入できるかなどについても調べてみました。

強酸性水の効果が知りたい

強酸性水は、強酸性電解水次亜塩素酸水ともいわれます。さまざまな医療現場や化粧品、食品添加物などにも使われている強酸性水には、いったいどんな効果があるのでしょうか?

まずは、強酸性とはどんなものなのかを知り、アトピーやその他の治療効果などもご紹介していきます。

強酸性水とは?

簡単に説明すると、水道水に少しの食塩を混ぜて電気分解したもので、流水式か連続式、どちらかの生成機で作られます。こうして作られたものを電解水といいます。

もう少し詳しく説明すると、機能水の中でpHが6.5以下の電解水のことを酸性電解水(次亜塩素酸水)といいます。公的に認められている次亜塩素酸水は、次のように分かれています。

※【】内は厚生省で認められている内容。

  • 強酸性次亜塩素酸水:pH2.2~2.7:有効塩素20~60mg/L
    【手術時の手洗い、内視鏡の消毒の医療機器・食品添加物】
  • 弱酸性次亜塩素酸水:pH2.7~5:有効塩素10~60 mg/L
    【食品添加物】
  • 微酸性次亜塩素酸水:pH5~6.5:有効塩素10~80 mg/L
    【食品添加物・特定防除資材】
  • 電解次亜水:pH7.5以上:有効塩素30~200 mg/L
    【食品添加物】

ここでいう強酸性水というのは、強酸性次亜塩素酸水(強酸性電解水)ということになります。

強い殺菌効果があると言われていて、東京工業大学大学院生命理工学研究科の実験では、pH2.7~3.5がいちばん効果的という結果が出ています。

塩素の残留が低いので人体や環境にも安全なうえ殺菌力も高いため、食品添加物や特定農薬としても厚生省に認められています。

様々な医療機関でも使われていますが、生成機を医療機器として使用することが認められているものの、強酸性水自体の効果が認められているわけではないようです。

強酸性水の呼びかたは、冒頭に紹介した呼びかた以外にも、電解酸性水、アクア酸化水、衛生水、超酸化水、強酸化水など、いろんな名前で市販されています。除菌の他に消臭効果もあるので、ペットのお手入れなどにも使えます。

市販されているものの中には、厚生省に認められているとうたっているものが多くありますが、販売されているものが認可を受けているわけではないのでご注意ください。

厚生省で認められている次亜塩素酸水や医療機器に関しては細かい指定がありますので、「厚生省・次亜塩素酸水「次亜塩素酸水生成装置・JIS」で検索してみてください。

強酸性水はアトピーやニキビに効果あり?

それでは次に、アトピーやニキビに対して、強酸性水はどのような効果があるのかを説明します。

強酸性水は一番の悩み「痒み」を和らげる

アトピー性皮膚炎の人の肌には黄色ブドウ球菌が多く、これが痒みのもとだと言われています。痒くてかきむしってしまうと、傷から菌が入って化膿し、さらに菌が増えていってしまいます。強酸性水は、痒いところに直接スプレーするだけで、痒みや炎症をおさえてくれます。

国立感染症研究所データでは、黄色ブドウ球菌は10秒以内に殺菌できるというデータがあります。

強酸性水はカビ菌やアクネ菌を除去!掻き傷を治癒

強酸性水の殺菌力は、カビ菌や水虫菌、大腸菌やO157など様々な菌を30秒以内に殺菌してしまうという強い殺菌力なので、もともと肌にいる良い菌までも殺してしまうことになってしまいます。

ニキビに使った実験では、肌の状態を悪くして余計にアクネ菌が増えてしまったという結果も出ています。

これは、アトピーの場合でも同じことが言えるので、安全性が高いといわれているものの、肌にとっては常在菌のバランスをくずしてしまうという意見も見られます。

とびひのような、細菌が原因で掻き傷からどんどん広がっていく湿疹などには、効果が期待できます。

強酸性水の効果的な使い方

以上のように、アトピーやニキビなど、お肌に直接つける場合は様子を見ながら試した方がよさそうです。

すぐれた除菌効果で、キッチンでの除菌やゴミ箱の消臭、ペットを飼っている人の消臭、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症対策などに活躍してくれます。

強酸性水は歯科治療で活躍中

歯科医院では、強酸性水が治療に使われているところもあります。どのように利用されているのか調べてみました。

強酸性水は消毒薬の代わりになる

一部の歯科医院では、パーフェクトペリオ殺菌水治療という名前で、強酸性水を利用しています。虫歯や歯周病を早く治せるとして多くのメディアでも紹介されるほど注目されています。

先にも説明しましたが、厚生省が医療機関で認めているのは、手術の際の手の消毒や内視鏡の消毒に使う目的としての生成機の使用です。

治療に使う機材を消毒するのに取り入れたり、うがいや歯磨きに推奨する歯科医院もあれば、パーフェクトペリオに真っ向から否定的な意見、口腔内の使用に疑問を持つ歯科医師など、ここでも強酸性水については賛否両論です。

先ほど、人の肌は良い菌と悪い菌のバランスによって健康がたもたれていることにふれましたが、口の中でも同じことが言えます。

パーフェクトペリオは、悪い歯周病菌や虫歯菌だけを殺菌すると言われています。日本食品分析センターの動物実験や歯科大学の研究論文では、そういう結果が出ているらいしのですが、治療の効果があると認められているわけではありません。

強酸性水でのうがいがいい理由

強酸性水でうがいすると、虫歯・かぜ・歯肉炎・歯周病・口臭の予防、口内炎・粘膜の消炎、鎮痛効果があると言われています。

反対意見としては、長期間使うと歯のエナメル質がとける、口の中が酸性化になると口内細菌のバランスが崩れると言われています。

以上のように、口の中に関しても、使用する場合は慎重に検討したほうがよさそうです。

強酸性水の作り方と使用期限

除菌に使える強酸性水は、どうやって作ればいいのでしょうか?作り方や使用期限について説明します。

強酸性水生成器なら自宅で簡単に!手作りもできる!?

病院などでは、ラボLABO S-II・PANACEEⅢ(パナセ3)・スーパーウォーターミニなどの高額な生成器が使われていますが、家庭用の安価な生成器や、業務用でも安く販売されている通販などもあります。

スーパーウォーターミニならアマゾンで79,800円。ヤフオクなら少し古い型の中古が50,000円ほどで購入できます。他の機種なら、もっと安い掘り出し物があるかも。

それでも高いと感じる人には、お手頃価格のアクアシュシュという生成器が、楽天で4,980 円で販売されています。水道水と食塩を電解槽に入れてかき混ぜ、30秒でph7.5以上、有効塩素50~80ppm(mg/L)の電解次亜水が作れるというものです。

つまり強酸性水にする場合は、さらに水道水で3分の1くらい希釈しなければいけないということになります。

強酸性水は作りたてが重要

塩素濃度の低い強酸性水の方が殺菌力が強いという反面、光、空気、高温に弱く、作ってから時間が経ってしまったものは、pHや有効塩素濃度がすぐに弱まってしまいます。

また、汚れ(有機物)があるものには効果が低い、金属類を腐食するおそれがあるなどのマイナス面も考えられます。

以上のことから、強酸性水を使う場合の注意点をまとめてみました。

  • 強酸性水を作った場合は早めに使い切る(約2週間)
  • 汚れがある場合はきれいに洗ってから使う
  • 作ったら密閉性の高い遮光できる容器に入れる
  • 直射日光をさけ温度差のない常温で保管する

強酸性水はどこで買える?市販or通販?

強酸性水として市販されているものや、電解次亜水を薄めて使うものなどがドラッグストアや通販で販売されています。

強酸性水はドラッグストアや薬局での販売に注意

ドラッグストアで購入する場合は、製造日がいつなのかに気をつけましょう。先ほども説明したように、保存状態が良い場合でも電解次亜水で約1カ月、強酸性水なら2週間を有効期限の目安にしてください。

強酸性水は作った当日に配送できる通販がおすすめ

通販で購入する場合は、製造日からできるだけ早く配送してくれる通販を選びたいところです。

次亜塩素酸 @クリア2000ml」は、製造日から6カ月有効とされている商品ですが、開封したら1カ月以内を目安に使い切りましょう。こちらは、お好みの濃度に希釈して使う人気商品です。楽天では、スプレーボトル付きで送料無料です。

  • 商品名:次亜塩素酸 @クリア2000ml
  • 価格:1,380円
  • 容量:2リットル

強酸性水で肌を再生!ポイントは作ってすぐ使う

強酸性水の除菌効果は優れものですので、有効な情報を見極めて効果的に使いたいものです。作ったものは早めに使い切るのがポイント!

アトピーへの効果は、原因になっていると言われている黄色ブドウ球菌への殺菌効果はあるものの、その他の常在菌も殺してしまうおそれがあることや、治療薬として認めてられているわけではないということに注意してください。

いろいろな名前が出たので混乱してしまった人も多いと思いますが、簡単にまとめると、電解水の内のpH2.2~2.7・有効塩素20~60mg/L(ppm)の強酸性電解水が強酸性水と呼ばれているということです。

市販されている強酸性水関連の商品は、厚生省で認められているものではないということに気をつけて、それぞれがメーカーでどれだけ信頼できるデータを取っているのかに注目して商品を選んでみてください。

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